1.基礎と地盤(地耐力)とのエ法例の関係概要は下図の通りです。
● 地盤補強工事の工法(平成 1 2 年告示 1 3 4 7 号)
2.ベタ基礎と地盤
最近、べタ基礎が増しているのはエ務店が、① 基礎の亀裂・建具の歪等の「クレーム」を聞きたくない、② 優良地が少なく、造成 ・谷 ・沢 ・河 ・浜 ・泉 ・池・田・畑・沼 ・小川等の盛地埋戻し跡地へも戸建住宅が建つ様になったので、不同 (等)沈下発生頻度が増したからです。液状化とは又別のものです。
※平成 25 年度版住宅金融支援機構「フラット 35」対応、木造住宅工事仕様書造成地における基礎築造時の注意
造成地盤における注意点
造成地盤は、造成前の地盤の状況等により問題点が多岐にわたる。近年、多く見られる不同沈下の事象には水田などの軟弱な地盤に盛土を行い、軟弱層に圧密沈下が生じるもの、傾斜地などに切土、盛土を行い、盛土側に圧密沈下が生じるもの、擁壁を築造した際の埋戻し土が圧密して部分的に沈下が生じるものなどがある。盛土で
10t/㎡になるまでは約 30 年位かかります。