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65. 建築検定の活用


建築知識の習得について「建築検定」及びインスペクターについて

PC、タブレット、スマートフォンを使って無料で(1 級は有料)建築知識が習得出来ます

「建築検定」初の一級合格者誕生

東京構造設計事務所協会(ASDO、星野修一会長)は、2015 年 4 月から運営を開始した「建築検定」で初の一級合格者が誕生した事を発表した。一級試験は 2016 年 2 月に実施し、4 人が合格した。「建築検定」はスマートフォンなどで受検できるインターネットを活用した試験。一・二級建築士並みの専門知識を問う一級から、小学校の理科授業程度の知識を問う五級まで、自分の知識量や関心に応じて検定を受検し建築構造や防災について学ぶ事が出来る。(会誌 建築士 2015 年 6 月号より)


最近話題の、中古空家市場(820 万戸)を流通さす為、不動産業への支援策として、インスペクター資格が発足します。これは国土交通省告示第 81 号で「既存住宅状況調査技術者講習登録規定」、及び 82 号で「調査方法基準」が告示されました。(インスペクター)これは一・二級建築士、木造建築士にのみ講習・考査後合格者が登録してその業務が実施出来ます。宅建業者とタイアップして消費者へ質の良い情報を提供するものです。不動産売買の重要事項説明に加えられるのは平成 30 年 4 月 1 日からです。